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人生を変える第二 新卒 セミナー

「キャリアアップとは具体的にはどんなことですか?」次々と質問してきました。 もうそこから一言も出てこないS.Hさん。
出たのは冷や汗のみ。 それはそうです。
転職ノウハウ本からステキ!?なキーワードを抜き出した転職理由を、ただ並べただけだったのですから。 R・Oさんの場合は違っていました。
彼女は「この世でいちばん好きなブランドの仕事をしたい」という誰にも負けない熱い思いがありました。 もちろん応募するのはこの1社。
“ダメでもともと"という覚悟のため、なんとか自分の正直な思いを企業側に知ってほしい思いでいっぱいだったのです。 そこで考えついたのが面接終了間際のパフォーマンスでした。
R.Oさんは「御社のブランドを何よりも愛しています!Jと、おもむろにスーツのボタンを外したのです。 なんとスーツの裏地には馴染みの口ゴがプリントされていたのです。
それを見た面接官は、一瞬ポ力ンとしたもののすぐに笑顔になり、R.Oさんに言いました。 もちろん、私たちは何か変わったことをやって目立つことをお勧めしているわけではありません。

自分の思いをどう伝えるかが、とても大切であることをお伝えしたいのです。 SHさんですが、本心から自分の言葉で転職理由が言えるようになるまでは転職は無理と悟り、自室に積んであった転職マニュアル本は「資源ごみの日に捨てました」とのことです。
ノウハウ本は参考程度に自分の思いをどう伝えるかが大事。 複数の応募者に会う面接官は“受け売り"はすぐに見破ります。
たとえば職務経歴書を見本通りに丸写ししたり、面接の受け答えが同じだったりH・H。 そんな応募者より、不器用でもいいから、自分なりの強い思いを伝えた応募者に、企業は惹かれるものです。
そう、答え方や伝え方にマニュアルなのでありません。 常識の範囲内であれば、いろんなやり方があってもいいのではないでしょうか。
o実は企業が聞きたいのは、そんな答えで同:なかったりします。 経験を積みたい」と、転職を決意したA.Kさん。
業種にはこだわらず、成長中のベンチャー一企業に狙いを定めて応募。 最初に面接に行った企業にはピンと来なかったものの、2社目に面接に訪れた企業は、事業内容がユニークで社内は活気に溢れており、「ぜひ、入社したい」と思いました。

か?」という人事担当者の問いかけに、「もう1社受けていますが、御社が第1志望です。 採用していただけるなら、ぜひ御社にお世話になりたいと思います!」と即答。
それは嘘偽りない、本心からの言葉でした。 ところが、人事担当者からは、予想外の反応が返ってきたのです。
て、それから決めたほうがいいですよ」最初、やんわりと「不採用」を告げられたのかと患ったA.Kさんでしたが、そうではありませんでした。 「いろいろな会社と比較してみて、それでもウチがいいと思ったら、そこで改めて最終面接を組みましょう」と言われたのです。
その人事担当者は、彼が漠然としたイメージで会社を選び、入社後にギャップを感じて辞めてしまうような事態を防ごうと考えたのでした。 ましてやA.Kさんは大手出身。
ベンチャー企業のキビシさを甘く見ている可能性もありました。 さまざまな会社の面接で話を聞くことで、実情を理解し、覚悟をもって来てほしいという意図があったようです。
このように、企業は必ずしも「御社が第1志望」という答えを期待しているわけではありません。 もちろん、そう言われれば悪い気はしないでしょうが、他をよく見た上で、そう言っているのかを重視します。
辞退者が出るのを想定して多めに内定を出す新卒採用とは異なり、中途採用では、内定を辞退され、入社後すぐに辞められると、事業計画が狂い、大きなダメージを受けることもあります。 応募者が他社と併願しているのは、企業も承知の上。
むしろ、「御社しか受けていません」と言い張る人は、「なぜ比較検討しようとしないのか?情報収集力が乏しい人物」と思わぬ誤解を受けたりします。 第1志望ではないと思われた5落とされる、という思い込みは捨てよう。

意外ですが、企業は第1志望かどうかよりは、他企業をどれくらい受けているかのほうをより注意を払っています。 本当に採用したい人物の場合は、なおさらです。
とはいえ、応募者側は前向きな回答で、いい印象を残しておきたい気持ちはわかります。 たとえば、「他にも何社か受けていますが、御社は第1志望に入ります」「各社それぞれに魅力を感じており、もう少しじっくり検討したいと思っています」といった表現であれば、納得を得やすいでしょう。
面接では、採用されたいがために、面接で、その会祉の社風に合った人物になりきろうとする人がいます。 けれど、入社後も偽りの姿を演じ続けるわけにはいかないですよね。
する印象は、落ち着いた感じで、物事を論理的に話す人が多いように思いますね」当然、第1志望のWebコンサルティング会社に面接に行く際も社風を研究。 「寡黙なタイプよりは、軽いノリでいったほうがいいに違いない」と考えました。
「面接では、軽快な語り口を意識し、ときおり冗談もまじえノリのいいキャラ」を演じたのです。 「名演」も虚しく、不採用に。
実はその会社では、老舗メーカーや官公庁との新規契約も取り付けており、今回採用する人は、その担当に付けることを視野に入れていたのです。 がある」と判定されてしまいました。
一方、ありのままの自分で面接に臨んだのがK・Fさんです。 決して自分に自信があったわけではなく、そもそも計算して演技ができるような人物ではありませんでした。
性格は、非常におとなしく控え目。 無口で、表情も豊かとは言えず、明らかに「面接ウケ」するタイプではなかったのです。
スキルのレベルは高く、職務経歴書の中でそれをしっかりと伝えてありました。 結果は、見事採用。
第一に経験内容・スキルが高く評価されたのですが、意外にも「人物面Jも採用決定の一因となったようです。 というのも、今回の採用部門のリーダーは、自分がどんどん前に出ていく「自己主張タイプムそこへ、積極的に発言するタイプの新人が入ってきたら、衝突する恐れがあったとのこと。

無口で一歩下がっているような人のほうが、チームのバランスが保たれると、人事担当者は判断したわけです。 新卒採用では、入社後に配属が決まるのが一般的です。
中途採用の場合、入社後に就くポジションが明確になっている状態で、選考を行うケースがほとんど。 チームを組むメンバーや教育担当者も、あらかじめ決まっていることが多いのです。
面接担当者は、採用者が入る職場の顔ぶれをイメージして、相性はよさそうか、スムーズに溶け込めそうかどうかまで考えて、判断しているというわけです。 営業職であれば、担当することになる顧客企業の担当者との相性を考慮する場合もあるでしょう。
つまり、本来の自分ではない姿を見せて、それが評価されて採用されたとしても、入社後、周囲との関係がぎくしゃくする可能性も。 自分をつらい立場に追い込むことになるかもしれないのです。
面接の最終目的は、「採用されること」ではないはず。 入社後、イキイキと活躍することができそうか、お互いに確認し合うことが本来の目的です。
ありのままの自分を見せて「一緒に働きたいJと思ってくれる会社なら、あなた自身もスムーズに馴染めて、居心地がいいのではないでしょうか。